秋田県の自然
位置と地形
秋田県は東北地方の北西部に位置し、総面積は約11,600㎢で全国第6位の広さがあります。南北約181㎞、東西約111㎞の長さがあり、10度単位では日本で唯一の交会点(北緯40度、東経140度)が大潟村にあります。
北の県境には1993年に世界遺産に登録された白神山地が、南の県境には東北第2位の高峰である鳥海山(標高2,236m)がそびえています。東の県境には八幡平、駒ヶ岳、栗駒山を有する奥羽山脈が東北日本を東西に2分するように連なり、西側は日本海が広がり、南北に渡り長大な海浜がゆるやかな海岸線を形成しています。
米代川、雄物川、子吉川の三大河川周辺は広大な平野が広がり、日本有数の穀倉地帯となっています。田沢湖、十和田湖と2つの大きな湖を有し、田沢湖は全国一の水深(最大深度は423.4mで、全世界では17番目)を誇り、十和田湖は2重式のカルデラ湖(火山活動でできた穴に水がたまった湖)として有名です。八郎湖は、国営八郎潟干拓事業により残存した淡水湖です。
Wikipedia 秋田県のページより抜粋
気候と気象
秋田県は、青森、山形、北海道西部を含めて、日本海気候区分に分類されています。対馬暖流の影響を受ける八森海岸、男鹿半島、由利本荘周辺では冬でも北東北にしては比較的暖かいのですが、標高の高い内陸部では湿った風が冷やされて雪を降らせ、豪雪になることがあります。したがって、年間降水量は山沿いで平地よりも多くなります。夏季は内陸部の盆地などではフェーン現象が発生することがあり、猛暑日や熱帯夜になることも多い。
日本の気候区分にはいくつかの考え方があるようです。「日本の気候区分」(関口 武、1959)で、裏日本、九州、南海、背戸内、東日本、漸移気候区などに分けられているのですが、その後の区分と混同しているところもあります。